2019.06.26
オリーブの育て方
雰囲気たっぷりで存在感のある古木風オリーブ
平和の象徴としても知られ、シンボルツリーとして人気のオリーブ。
深い緑の細葉でさわやかな印象もありどんなガーデンにも使いやすい樹木です。
中でも長い年月をかけて生育した株は古木風な風合いを醸し出し、
お庭の雰囲気をグッと高めてくれます。
先日保育園の植栽にも立派なオリーブを植えさせていただきました!
オリーブの育て方
オリーブは成長の早い樹木です。
鉢植えはもちろん、地植えするとぐんぐん大きくなっていきます!
私たちが作るガーデンデザインでもその後の成長を加味して植え付けることが多く、
成長によりボリュームが増して立派な大株になる姿は圧巻の一言。
メインツリーとして多く親しまれる理由がわかるかと思います。
水やりは植え付けたその年と次の年くらいまでは気にかけてあげます。
土が乾いたらたっぷり水やりをしてください。
根がしっかりと活着し、株が落ち着いたら降雨のみで十分生育します。
根が活着した後も真夏日が続く、雨が降らないような場合はたっぷり水やりをしてあげてください。
根付く前もその後も木はぐんぐん成長するので、
毎年剪定や消毒などメンテナンスはしてあげましょう。
樹形の整ったオリーブを育てるために、しっかり手間をかけてあげたいですね。
オリーブアナアキゾウムシに注意!
オリーブは他の樹木と比べて比較的害虫被害が少ない樹木です。
ですがひとつ注意して頂きたいのが「オリーブアナアキゾウムシ」という
オリーブの天敵についてです。
オリーブアナアキゾウムシはオリーブの木を好んで食害をおこします。
実よりも幹を好むので株本体がやられてしまい、
成長を阻害するのと同時に最悪枯れてしまう可能性もあります。
若木も古株も関係なく被害をうけると大きなダメージとなるので十分に注意しましょう。
対策としては年に3回(4月、7月、9月頃が目安)の消毒と見つけ次第取り除くことです。
消毒はプロに任せることが一番ですが、
ご自身でやる場合にはホームセンター等でも販売されているスミチオンがお勧めです。
50倍に希釈したものを株元やその上部幹にじょうろやスプレー等で散布します。
葉にかかると薬害がでる可能性があるのでかからないように注意が必要です。
強い薬なのでご使用時には注意書きをよく読みお客様ご自身もお気を付けください。
オリーブは暑さ寒さ乾燥に強く育てやすい樹木です。
そんなオリーブが弱ってきたり、株元に穴が開いていたりおがくずの様なものが落ちていたりしたら、
オリーブアナアキゾウムシが発生している可能性があるので気にかけましょう。
しっかりした管理で健康なオリーブを
オリーブはその樹木の美しさと強い性質で多くの方に愛されている植物です。
健康で元気なオリーブを楽しむために、毎年のメンテナンスを欠かさなければ
基本的に降雨のみで生育する手間のかからない樹木です。
この記事を参考にご自身のオリーブライフを楽しんで頂ければと思います。
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