2021.09.15
抜き苗アガベの選び方~初級~
皆さまこんにちは。
アガベ愛好家、マナズグリーンSTAFF のしゅんです。
今週末、過去最大数のチタノタやオテロイが並ぶイベントがやって来ます!
大人気のブラックアンドブルーや白鯨、なかなかお目にかかれないムチムチのハデスなど
豪華な顔ぶれが一挙に集結。
アガベ好きにはたまらない、まさに”アガベ祭”とも言えるイベントなんです。
実物を手に取り、植物を選ぶ。
オンラインストアやネットでは伝わらない、硬さや質感、色味などを実感して頂けるので
ぜひ足を運んでいただきたいイベントとなっております!
アガベ好きはもちろんの事、最近アガベを気になっている方。
ベアルート株(抜き苗)を購入したことがない方にも来ていただきたいということで!
今回は!抜き苗アガベの選び方をご紹介していこうと思っております。
~ベアルート株(抜き苗)って何?という方のために簡単に説明~
よくアガベを調べていると「ベアルート株」「抜き苗」「未発根」という表記を目にするかと思います。
この表記があるものは全て根っこが生えていない状態の株をさす言葉で、
多くは外国から輸入されてきた株になります。
では、なぜ根っこが生えていないのかというと。。。
外国から日本にやってきた植物たちは、植物検疫を通すために根の土を落とす=根をカットしなくてはならないのです。
海外から持ってきたカッコイイ植物を日本で育てるのはやむ負えないこととなんですね。。。
このことから日本に来たばかりのアガベは未発根で、発根管理をする必要があるんです!
【発根管理】と聞くと難しいようにも聞こえますが、アガベの発根管理は初めての方でも安心!
僕自身、初めてのアガベは抜き苗のブラック&ブルーで、およそ2週間で鉢底から根っこが確認できるほどに。
【発根管理の方法】も後日記事にあげる予定なので、是非見て下さい!
では早速、抜き苗アガベの選び方を何点かご紹介していこうと思います。
1,鮮度が重要!
当たり前かもしれませんが、植物は生き物。
どんなに丈夫な植物でも、現地で引き抜かれたダメージを追っています。
多肉や塊根植物は抜き苗のままでも、何カ月も姿を変えることなく生きることのできる植物ですが
蓄積されたダメージは着実に株の寿命を短くしていきます。
そのため鮮度が命!
出来れば輸入2週間以内が理想で、その期間であればほぼロスすることはなく安心してお迎えいただいてもいいと思います。
オークションサイトなどで購入する際も、出品者の方に輸入時期を確認するものいいかもしれませんね。
ちなみに、、、
今回のイベントでお披露目するアガベたちは全部
輸入1週間以内の超フレッシュ株!
鮮度抜群の株を是非見に来てください。
2,株の若さが発根のスピードを左右する
先ほど、「僕自身、初めてのアガベは抜き苗のブラック&ブルーで、およそ2週間で鉢底から根っこが確認できるまでに」と言いましたが
初めてのアガベは小ぶりのサイズ感。
丁度、今回のこの株のサイズ感でした。
株の若さが発根のスピードを左右するとは、どういうことかというと。
「株が若い方が成長するスピードが速い」というところにも繋がってきますが
単純に育ち盛りの方が根っこを多く生やすということです。
人間もそうですが子供の頃の成長は早く、大人になるにつれて身長や顔つきも変わらなくなってくる。
植物もそれと同じで、小さい株は葉の展開が早く、大株になるほどに葉の展開は遅くなってきます。
土の中でもそれと全く同じようなことが起きているということで、若い株の方が発根のスピードは速くなっていきます。
僕が実際に経験したことですが、1日で発根した株もいくつかあったり。。。
それほどに株の若さは重要ということなんです!
初めてという方は、小さめの株から始めてみるのもいいかもしれません。
3,子株付きを狙う!
これは発根には関係ないのですが、中には子株がついたままの抜き苗や生きた根っこの生えた株など、、、
見つけられたらラッキーな株も居るので是非探してみてください!
以上が抜き苗アガベの選び方でした。
皆様のアガベ選びの参考になれば幸いです。
また、土曜のイベントまでに発根管理の方法やその他アガベについての情報を載せていこうと思っているので
ぜひご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
素敵なアガベライフになりますように。。。