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2021.09.23

アガベの発根管理~水耕栽培編~

 

皆さまこんにちは。
マナズグリーンSTAFFしゅんです。

 

楽しみにしていたAgave Dayも本日が最終日。

この3日間はいろいろな方と会ってお話しが出来たので、僕自身とても楽しい3日間でした!

 

始まってしまうと終わるのはあっという間で、なかなか寂しいものですが

足を運んで来店してきてくれた方やオンラインストアを見てくれた方

皆様、本当にありがとうございました!

 

そんな中、お客様との会話で一番話題に上がったのがやはり「抜き苗の発根管理

土耕栽培編(https://manasgreen.net/5979)をご覧いただければ、大体の株は発根してくれると思いますが

それでも発根しないよ~という株には、前回の終わりに書いたように最終手段があるんです!

 

今回はその最終手段である”水耕栽培”を紹介していこうと思います。

 

水耕栽培とは?という方に簡単にご説明。

 

植物を育てるには光と水が必要というのは水耕でも土耕でも変わりませんが

土を使うか使わないかという違いがあります。

 

水耕栽培とは主に水だけを使った栽培方法で

透明な水に株の根元だけを付けて発根させるというやり方です。

透明な水なので発根したかがわかりやすく、根っこの状態を観察することが出来るのでとても便利とも言えます。

 

しかし、なぜ最終手段と書いたかというと

諸刃の剣ともいえるメリット、デメリットが存在するからです。

 

次はそのメリットデメリットを分けてご紹介していこうと思います。

 

メリット

1,発根スピードが速い

一番のメリットはこれでしょう。

発根するスピードがとてつもなく速く、最短で半日で発根する株も居るほど。

例えば、数カ月土耕栽培で発根しなかった株でも、水耕栽培に移しただけで発根してくれる株もざらにいます。

 

2,発根したかを目視できる

透明な水を使うため発根したかどうかを目視できるのもメリットと言えるかもしれません。

特に、初めての発根管理は気になってしょうがないものですが

根の状態を毎日観察できるとなれば、少し不安もなくなると思います。

 

3,簡単にできる

土耕栽培とは違い家庭にあるものだけで出来るのでとっても簡単!

ペットボトルと水さえあれば簡単にできるので、今すぐに始められるという大きなメリットです。

 

デメリット

1,頻繁に水を交換する必要がある

水道水でも大丈夫ですが、新鮮な水につけておきたいので

出来れば頻繁に水を交換した方がいいと思います。

 

何日も交換せず栽培したことがないのでわかりませんが

水道水も若干の不純物を含んでいるので腐ってしまう可能性もあります。

大事なアガベを腐らせないためにもこまめに水を変えると

その危険性は回避できますが、少し手間がかかるのがデメリットかもしれません。。。

 

2,徒長しやすい

アガベで特に気を付けたいのが”徒長”ですが、その徒長がしやすい栽培方法でもあります。

特に、チタノタでは大きすぎるデメリットなので、これが発根管理の最終手段たる所以です。

 

常に水と酸素を根から吸収するため、通常よりも成長が促されてしまいます。

アガベは締めて育てるというほど、辛めの水管理が大切ですが

常に成長が促されてしまうと、間延びしただらしない株になってしまう可能性があります。

 

回避する一つの手として、少しでも発根したら土耕栽培に切り替えるという方法もありますが

またこれも問題があり、次のデメリットでご紹介します。

 

3,「水耕」の根と「土耕」の根は違う

ここではあまり詳しくは書きませんが、水耕で発生した根と土耕で発生した根は

発生した環境や条件が異なるため少し違う根の働きをしています。

 

吸水と養分摂取という働きは変わりませんが、

土に植えられた植物はできるだけ根を発達させ、わずかな水分でも吸収できるほどに強く育ってくれるのに対し

水耕で育った植物は根が直接水に接しているので、根を発達させる必要がなくなってきてしまうんです。

なので、水耕栽培で発根した根は土に移してもなかなか水を吸ってくれないというデメリットがあります。

 

根の状態で株の調子が変わるほどに重要な役割を果たしていますが、土耕栽培ではその根が強く育ってくれるので

発根後の育成も順調になってくれるため、出来るだけ土耕での発根管理をおすすめします。

 

 

しかし、デメリットはありますが、メリットがあるのも確か。

では、なぜ水耕栽培をするのか、どんな株に水耕栽培をすればいいのかご紹介していこうと思います。

 

 

なぜ水耕栽培をするのか?

発根のスイッチを入れてあげることが水耕栽培の役割だと思っています。

水耕で生えた根は土に植えても水を吸ってくれないので、意味が無いようにも思えますが

何カ月も動かなかった根が少しでも生えれば、アガベもスイッチが入るのか

土耕に移してからの新しい根の張りが速いように感じます。

 

この様な株であれば水耕で発根管理をしても大丈夫です。

 

子株

子株であれば徒長させても仕立て直すことが容易なので

とにかく発根させたい場合には

 

何カ月も発根していないアガベ

発根のスイッチを入れるために、水耕に切り替えるのは

 

次はいよいよ水耕栽培の方法をご紹介していきます!

 

ステップ1根の処理

 

こちらの記事をご覧ください!

抜き苗アガベの発根管理~植え込み前の処理編~

 

ステップ2水につける

 

根元だけ水がつかるように、ペットボトルなどをカットした容器を用意します。

水を入れて根元をつけるだけ。

 

発根剤などを入れてもいいかもしれませんが

特にいりません。

 

ステップ3少しでも根が出たら土耕栽培に切り替え

 

ちょろ根が出てくれさえすれば、水耕の役割は終了!

徒長させないためにすぐに土に植え替えましょう。

 

土耕栽培に切り替えた後の管理方法はこちらをご覧ください!

 

アガベの発根管理~土耕栽培編~

以上です。

 

とても簡単なので今日からでも試してみてください!

 

最初の発根管理は不安の連続かもしれませんが、

少しでも皆様の不安が消えてくれたら幸いです。

 

今後も植物についての情報を発信していく予定なので是非ご覧ください!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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