2017.08.07
パキポディウム・ブレビカウレ ( 恵比寿笑い ) 育て方
パキポディウム・ブレビカウレ Pachypodium brevicaule 恵比寿笑い
縁起の良さそうな、恵比寿笑いという和名を持ち生姜のような姿から生える葉が可愛らしく
人気のパキポディウムです。
非常に成長が遅くパキポディウムの中でも1.2位を争うほどの成長の遅さです。
自生地ではほんのわずかな岩場の間に自生し少しの用土で生きている為
非常に成長が遅いと言われております。
日本ではマダガスカルの現地球のように扁平に実生から育てるのは非常に難しいです。
蒸れ 寒さに弱い品種なので育て方に注意。
かと言って他のパキポディウムと比べてすごい難しいのか?!
ということはなく、ブレビカウレはマダガスカルでは高地に自生している為日本の暑さに弱いと言われているのです。
他の品種同様夏は直射日光に当てて気持ちよく過ごさせよーなんてNGです。
鉢が高温になりすぎないように、蒸れないようにしてあげましょう。
冬の寒さに弱いと言われがちですが、冬には5℃以下にしないで室内や温室にて
陽の当たる場所で管理していれば問題ありません。
現地株は落葉したら葉が出るまで水はあげないでください。
以上の点を気を付ければ難しいということはなく
特にほかのパキポディウムと変わりありません。
どのパキポディウムでも、しっかりと特性を理解したうえで栽培しましょう。
■育て方■
—パキポディウム・恵比寿笑い 水やり—
成長期の春から秋の葉が落ちるまでは用土が乾いたらたっぷりとシャワーの水でみずやりをしてあげてくださいね。葉や用土にいる虫なども洗い流して害虫予防も!
梅雨の時期は雨が続くので、用土が濡れた日が続かないように水やりは控えめに。
恵比寿笑いは蒸れや寒さに弱いので用土は乾きやすい配合で少なめに。
パキポディウムや塊根植物の一番枯れる原因が多いのが水のやりすぎです。
なので、可愛らしいフォルムに水をやりたくなる気持ちをおさえて、用土が乾いてから2日程してから水やりしましょう。 室内や外管理、温室でやり方は大きく変わるので要注意です。
秋から春にかけては葉っぱが落葉したら断水気味で温かくなるまで気長に待ちましょう。
現地球はほぼ断水で問題ありませんが、実生や国内物は水をあげないとしぼむことがあるので要注意です。
サーキュレーターなどで乾きやすい環境を作りましょう。
—パキポディウム・恵比寿笑い 置き場所—
日光の当たる風通しの良いところで育ててあげてください!パキポディウム恵比寿笑いは特に風通しをよくして夏の直射日光は避け高温で蒸れないように気を付けてくださいね。
日光に当てて風通しよくするか、水を控えめに晴れが続く日を狙って水やりをして根腐れしないようにしましょう。
成長期の夏は野外の半日陰の日光のあたる所で管理し、冬は落葉したら日の当たるなるべく暖かいところで管理しましょう。
南半球から来た現地株は時差ぼけで、休眠ぜずに葉をつけたまま越冬する場合もあるのでご注意ください。
■パキポディウム・恵比寿笑い 花
花は黄色い花が春になると咲きますよ!
パキポディウムの中でも一番花つきが良く、早くて2月~4月に多く花を咲かせてくれるので
花の時期は恵比寿笑いを観賞するのが一番楽しいです。
※花をつけるポイントとしては、冬にしっかりと落葉させて陽にあたる所に管理して断水する事です。
すごく美しい花です!
■パキポディウム・恵比寿笑い 種
恵比寿笑いの種鞘です。
基本的に自家受粉、他家受粉どちらとも可能です。
どちらにせよ種がとれるのであれば受粉して種を採取しましょう。
種は成熟すると鞘から飛んで行ってしまうので、飛ばないようにしましょう。
種がとれたら蒔いて可愛い実生ライフをはじめてみましょう。
■パキポディウム・恵比寿笑い 実生株
■パキポディウム・恵比寿笑い販売■
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