2021.10.17
【夏型の冬越し】休眠前の備え
皆さまこんにちは。
マナズグリーンSTAFF のしゅんです。
以前、塊根植物の休眠って何?という記事を書きましたが
今回は、ちょうどこの時期に休眠を迎える夏型植物の管理方法をご紹介します。
それでは行きましょう!
【水やり】
肌寒くなってきましたが、夏の成長と同じ頻度で水やりをしていませんか?
徐々に休眠の準備に入っている植物たちにたくさん水をあげるのには注意が必要です。
休眠期はもちろんの事、休眠前もエネルギーを温存するために
お休みモードで大半の機能を緩やかに停止させていきます。
この時期にお水をたくさんあげるということは
寝ている人に無理やりたくさんの水を飲ませているようなもの、、、
おぼれて死んでしまうか、弱ってしまいますよね。
植物も根から水を吸い上げる機能が弱くなってきているので
土が乾かない状態が続き根腐れを起こしやすくなってしまうのです。
休眠期に当たる期間は、エネルギーを温存するために機能が働くので
自身のボディーに貯めこんだ水分・養分で生きることが出来ます。
そのため、水をほとんど必要としないので断水気味に管理することが必要なんです!
植物の観察をしながら徐々に量と頻度を少なくしていく
最終的には一カ月に1~2回まで減らしていくといいかもしれません!
断水気味に管理すると言っても
何か植物に異変があったらその都度適切な処置をしてあげる必要があるので
株がぶよぶよしてきたり、シワが寄ってくるようなことがあれば休眠期でも水やりをしましょう。
【置き場所】
寒くなってきて心配だから
お部屋の中で管理している方も多いのではないでしょうか?
根が回っていない株や植え替えたばかりの株は
安定していない可能性があるので、お部屋管理に切り替えた方がいいのですが
健康的な株であれば最低気温は10℃も下回っていないので、まだ外管理で大丈夫です!
というのも、まだ中途半端に休眠している株をお部屋管理してしまうと
お部屋の暖かさで起きてしまう可能性があるのです。
休眠明けの植物には当然水やりをしないといけないのですが
冬は土が乾きづらいこともあり根腐れの可能性に繋がります。
最低気温が10℃を下回るか、葉っぱが完全に落葉するまで外管理にしましょう!
いかがでしたでしょうか?
休眠期を初めて迎えるという方はこの時期は不安になるかもしれませんが
変化が現れる前に、どんな症状が出るのか知っておくと良いかもしれませんね!
休眠期になったらまた管理方法を詳しく書いていこうと思うので
是非ご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
素敵な植物ライフになりますように、、、