2017.08.09
グラキリス 発根管理状況
今日はグラキリス輸入株の発根具合をお伝えします。
グラキリス発根管理状況
“グラキリスの発根管理って難しいですか?”とよく聞かれます。
株の状態 時期 管理方法により変わってきますが今の時期は難しくないです。
発根済みであれ未発根であれ植物を育てる環境がなければ枯れてしまうと思うんです。
これは発根済みだから絶対大丈夫です!なんてありえないですし管理が悪ければ枯れます。
私たちmana’s greenでは未発根株を販売しますし発根した時の喜びなども楽しんで頂けたらと考えております。
輸入株の根の状態
6月に輸入した株の根の状態はこちら
健康な根をだしています。
今回7月下旬に輸入された株の発根状況
もうすでにチョロ根が確認できます。
この株は1週間ほどしか植え付け後経っていません。
今回写真にのせている株は温室などなしに外で管理して発根させた株です。
今の時期ヒーターとか絶対に必要ありません! (冬の発根管理でしたら必要ですね)
湿度もあれば気温も高く発根には適している時期だからです。
いやーしかしこの分頭ミニグラキリスは最高です!!! イベントにて販売いたします。
こちらの株も1週間ほどで主根から根が生えてきています。 花芽も葉も出てきています。
葉から水分が蒸発してしまわないように1度か2度葉は切ることをオススメしています。
“花芽はどうすればいいでしょうか?!”という質問も多くいただきますが株の張りに問題等なければ花を楽しんでから切るほうが良いと思います。
基本的にわざわざ確認するのはよくないので植え替えないことをオススメします。細根や生えたての根が切れてしまう可能性もあるので。
こちらも6月輸入株のデンシフローラム
この株はようやく葉を展開してきましたが根は鉢底から見えるほどです。
お客様の中で “これは葉が出ているから元気ですか?” “葉が出ているからこれにします!”
などいろいろ葉があると良い!みたいな認識があると思います。
ですが実際は違います!!
(発根済みで葉がぼーぼーになっているのは元気な証拠で間違いないですが)
根腐れしていようが、根が出なくてぺこぺこになるまで葉がぴんぴんしているんです。
正直驚きですよね、、、
写真のデンシフローラムのように葉は展開しなくても根は充実している株もあります。日本の季節感ではなく、マダガスカルの休眠あけで葉が展開してきている可能性が高いですね。
本当に動かない株もありますが、無理に水やりしても根腐れするので水をあげずに様子を見ることも重要です。 とにかく根腐れして腐らせてしまう事が一番どうにもできなくなってしまうので注意です。
新しくでた細根がかれないように水やりしましょうって方もいると思いますが、チョロ根しか出てないときが一番根腐れしやすいので水のやりすぎに注意です。
基本的に根は水を求めて根をのばしていくので、根の量に対して必要以上に水をあげてしまえば腐れるというのは想像に容易いですね。
正直新しくでた根が水がなくてすぐに死んでしまうというのはないです。
腐らせるよりもよっぽど細根が枯れてしまった方がいいです。 今度細根が水なしでどれくらい耐えれるのかも実験してみます。
未発根のメリットは良型株が誰よりも早く選んで買える!ということだと思います。
さらに発根した時の喜びは想像以上にうれしいです。
夏の発根管理は温室などなくても容易です。
さらに小さい株自体は若いので根がでるまでが相当早いです!
で販売した株は9割がた発根確認できています!
今の時期は本当に早いです!さらに輸入した時の主根がついてるものも多く輸入の状態も良いです。
mana’s greenでは未発根株も取り扱いがありますがご購入の際は店舗にてお声掛けください!
より詳しくご説明いたします。
発根済みがいいとか未発根はダメとか賛否両論ありますがお客様自身が良いと思われればどちらにもメリットデメリットがあるのでお好きな方を選んでもらえればと思います。
どちらにせよ同じような気持ちで考えて育てないと、生き物なので枯れてしまうということを理解して育てていくといいと思います。
発根済み株でも小さな簡易ビニール温室にいれっぱなしで高温になったりすると一撃でやられますので注意です。
種類によっても発根しやすいのとしにくい種もありますがグラキリスは発根しやすいです。
難しいこともありますが楽しく育てるっていうことが一番重要だと思います。
あくまでmana’s greenでの管理の仕方だったり意見ですので、環境によっては育て方も大きく変わりますのでご注意ください。
イベント用 パキプスの根
小さなパワータンクもできてました。
やっぱりパキプスはいいですね。
8/11 12 13のイベントに持っていきます!!