2021.11.11
【チタノタ】冬の管理方法
皆さまこんにちは。
マナズグリーンSTAFF のしゅんです。
最近、アガベの沼にどっぷりとハマってしまったお客様から
「塊根植物は成長期につけた葉を落葉させるから部屋の中に取り込むタイミングが分かるけど
アガベは表情を何一つ変えないから、部屋に取り込むタイミングが分からない!」というご質問を頂いたので
今回は!チタノタの冬の管理方法をご紹介していきます!
本格的に寒くなる前に頭の隅にでも知識を入れて準備しておきましょう!
それでは行きましょう!
【チタノタとは】
そもそも今回ご紹介する”チタノタ”は今や様々な種類・タイプが出回っていますが
殆どがtitanota FO-76の選抜株や変異種と言われているらしく
海外で鋸歯やスピン、葉の形状に特徴が出た株は名前を付けられ日本にやってくるので
最近人気のチタノタ達も元をたどればtitanota FO-76!
今ではオテロイとも言われてたりする系統です。
https://manas-green.com/items/61401c71e1fb4c3290e14c1b
https://manas-green.com/items/61401bceedf49f5df44ec6c5
もちろん、その名前が付けられた選抜株によって多少は
成長のスピードや子株の吹きやすさ、水や光の量などは変わってきますが
今回は、元祖チタノタのFO-76の育て方をご紹介していきます。
https://manas-green.com/items/617a0446a92a781ae9d30f0e
今回ご紹介する管理法方を是非参考にしてみてください!
【置き場所】
チタノタは夏型の植物ですがある程度の耐寒性も備えています。
しかし、5℃以下になると株が弱りやすくなり
プラス日光に当たってしまうと冷害を起こしやすくなってしまうので注意しましょう。
植物は基本耐えられる温度というのが決まっていて
そこより上回るもしくは下回ってしまうと細胞が弱ってしまい
その細胞が弱まった部分に強い日光を当ててしまうと簡単に焼けてしまうので
夜と日中の寒暖差が激しいこの時期は特に注意して管理しましょう!
また子株や根が生えて間もない株などは
8℃以下になると体調を崩してしまう可能性があるので
冬場は室内に取り込んで10℃以上で管理するようにしてください。
目安としてはこのくらいのサイズ感で根がしっかり張っている株であれば
経験上5℃までは耐えることが出来ます!
https://manas-green.com/items/61401b598c1a5b02a77a0c37
逆にこれより小さい株や大きくても少しも根が生えていない株などは
8℃以下になると葉に痛みが出てきてしまうので早めに室内管理に切り替えましょう。
https://manas-green.com/items/618c89d66b6d193c91dd3700
※気温はもちろんですが、毎日の天気予報で一緒に見て頂きたいのは「風」
急な突風などの影響により最低気温が5℃でも株の体感温度は3℃ということもあるので
その場合、念のため室内の明るい場所で管理するというのもいいかもしれません。
【水やり】
寒くなってくるとアガベも急激に成長が緩やかになっていきます。
休眠というのはしないので水やりは続けますが
水の吸い上げは弱まっているので、断水気味に管理していきましょう。
室内管理だと徒長しやすいので育成ライトを使うと安心です。
育成ライトがない場合は灌水せずに、鉢の半分が湿る程度で水やりを抑えます。
その場合晴れが続く日を狙って、十分に日光に当ててあげて下さい。
室内であれば一カ月に1~2回程度
大きな株であれば葉にしわが入るまで我慢してもあまり問題はないかと思います。
基本的に断水気味に管理することによって耐寒性は上がるので
株の状況をよく観察しながら水やりを行いましょう。
いかがでしたでしょうか?
アガベは塊根植物に比べて神経質にならなくても
元気よく育ってくれる丈夫な植物なので初めての方にもオススメです!
ぜひチャレンジしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
素敵なアガベライフになりますように。。。